住まいも健康を破壊している
健康を破壊する第四の原因は住まいにある。本来、住まいというのは、寛ろいで一日の疲れを癒し、明日への英気を育う場であり、家族の和を育てる場でもあるはず。ところが、いまは、逆に健康を損ねる温床になっています。
住まいにおける健康破壊は、非常に多くの要素があり、時にはそれ等が複合し、加算されて有害性を強めている。近年、特にこの傾向が強まっているが、中でも新築のマンション・プレハブ住宅等にシックハウス(病んだ家)症候群に代表される疾病が急増しています。これ等は、突き詰めると住宅の洋風化とそれに関連しての住宅資材、そして生活の近代化によると思われます。